べそ
べそ
名詞頻度ランク #35112 · 青空 216 例
標準
child's tear-stained face
文例 · 用例
太宰は瞬間まったくの小児のような泣きべそを掻いたが、すぐ、どす黒い唇を引きしめて、傲然と頭をもたげた。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
けれども、やはり泣きべそをかいてゐる樣な顏であつた。
— 太宰治 『當選の日』 青空文庫
」と浦島はべそをかいて、「だつて、あのお方がお迎へに出て下さつてゐたので、べつに私は自惚れたわけぢやないけど、あのお方のあとについて行くのが禮儀だと思つたんだよ。
— 太宰治 『お伽草紙』 青空文庫
肩はばがひろくけらを着て馬を廐へ引いて入れ、土間でこっそり飯をたべそのまゝころころ寝てしまった。
— 宮沢賢治 『丹藤川〔「家長制度」先駆形〕』 青空文庫
べそをかいた、その連中が、中尉の叱るような命令に、はい/\して、セッセと働いた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 やどりぎが、上でべそをかいたようなので、タネリは高く笑いました。
— 宮沢賢治 『タネリはたしかにいちにち噛んでいたようだった』 青空文庫
ここから声をかければ、その幽霊があの窓をあけて首を差し伸べそうな気さえする。
— 梶井基次郎 『冬の日』 青空文庫
)といいかけて、親仁は少年の傍へにじり寄って、鉄挺を見たような拳で、背中をどんとくらわした、白痴の腹はだぶりとして、べそをかくような口つきで、にやりと笑う。
— 泉鏡花 『高野聖』 青空文庫
作例 · 標準
転んで膝をすりむいた子供が、真っ赤なべそをかいて母親に駆け寄った。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
「あらら、お菓子を落としちゃったの?そんなべそをかかないで」
幻辭AI · gemini-3-flash-preview
泣き止んだ後も、しばらくはべそをかいたまましゃっくりをしていた。
幻辭AI · gemini-3-flash-preview