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後涼殿

こうろうでん異読 こうりょうでん
名詞
1
標準
ladies' pavilion (of Heian Palace)
文例 · 用例
数え切れぬほどの苦しみを受けて、更衣が心をめいらせているのを御覧になると帝はいっそう憐れを多くお加えになって、清涼殿に続いた後涼殿に住んでいた更衣をほかへお移しになって桐壺の更衣へ休息室としてお与えになった。
桐壺 源氏物語 青空文庫
それは清涼殿のことで、西の後涼殿の縁には殿上役人が左右に思い思いの味方をしてすわっていた。
絵合 源氏物語 青空文庫
後涼殿の東に楽人たちが召されてあって、日の暮れごろから双調を吹き出し、お座敷の上では姫宮のほうから御遊の楽器が出され、大臣を初めとして人々がそれを御前へ運んだ。
宿り木 源氏物語 青空文庫
すると、折わるく、その晩、刑部省の下役のものが、後涼殿に何か見まわる用があって、足のついでに、そこを覗いた。
吉川英治 平の将門 青空文庫
女は、おどろいて、衣うち被いてかくれたが、男は妻戸を蹴って逃げ出そうとしたから、役人は声をあげて、人々をよび求め、とうとう、男をつかまえたが……これが何と、後涼殿の空き部屋から、さる朝臣の衣裳を盗みだして、それを着こんでまんまと官人になりすましていた盗賊だったというのだからあきれるではないか。
吉川英治 平の将門 青空文庫
作例 · 標準
平安時代の後涼殿は、天皇の后や女官が暮らす場所だった。
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後涼殿の周辺には、美しい庭園が広がっていたという。
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歴史書には、後涼殿での華やかな宮廷生活が記されている。
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