海賊旗
かいぞくき
名詞
標準
pirate flag
文例 · 用例
第三十回 月夜の大海戰印度國コロンボの港――滿艦の電光――戰鬪喇叭――惡魔印の海賊旗――大軍刀をブン/\と振廻した――大佐來!
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
瞻むれば一|隻の海賊船は轟然たる響諸共に、船底微塵に碎け、潮煙飛んで千尋の波底に沈み去つた、つゞいて起る大紛擾、一艘は船尾逆立ち船頭沈んで、惡魔印の海賊旗は、二度、三度、浪を叩くよと見る間に影も形も。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
「なあに、分限紳士でなけりゃだれ一人船をつけやしねえこんな処だもの、シルヴァーなら海賊旗(註六二)を立てるだろうよ。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
けれども、果して、海賊旗――海賊の黒い旗――をその斜桁上外端にひらひらと翻していた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
ヒスパニオーラ号は、その滑かな一面の鏡のような水面に、檣冠から吃水線までくっきりと映っていて、海賊旗が|斜桁上外端にぶら下っていた。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
第二十五章 海賊旗を引下す 私が第一斜檣の上にのっかるかのっからないに、第三斜檣帆が大砲のような音を立てて煽られ、今までと反対の舷に風を受けることになった。
— 宝島 『宝島』 青空文庫
「あきらかに“唐梅紋”とわかる海賊旗をたてた親船が、出雲の日ノ御碕や多古の沖を出没している」 とも、べつな警告は告げていた。
— 八荒帖 『私本太平記』 青空文庫
ところが、夜が明けてみると、そこはもう石見沿岸寄りの近くで、名も知れぬ島嶼のかげに隠れこんだ相手の大小の船をみると、その帆ばしらや舳には、樺色地に白く“唐梅紋”を抜いた海賊旗をかかげている。
— 八荒帖 『私本太平記』 青空文庫
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海賊旗(かいぞくき)は、海賊として船の乗組員を同定するために掲げられた旗。欧米では「ジョリー・ロジャー 」とも呼ばれる。海賊たちは敵を怯えさせたり、降伏しないと危害を加えると言うメッセージを相手に伝えるために使用していた。
出典: 海賊旗 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0