毒霧
どくぎり
名詞
標準
Asian mist (illegal maneuver)
文例 · 用例
もしそれ下界の阿修羅王、八万四千の眷属を率て、蒼海を踏み、須弥山を挟み、気焔万丈虚空を焼きて、星辰の光を奪い、白日闇の毒霧に乗じて、戟を掉い、斧を振い、一度虚空に朝せんか、持国広目ありとというとも、これよりして多事ならんと、思去り思来たりて、綾子は車上に憂悶せり。
— 泉鏡花 『貧民倶楽部』 青空文庫
殊に詩人たらんものは、庭の花をも茨の實をも知り、天上の※氣にも下界の毒霧にも搏つ鳥を畜へでは協はずといふ。
— IMPROVISATOREN 『即興詩人』 青空文庫
門口を塞いだやうに、眼を遮つたのは毒霧で。
— 泉鏡花 『二世の契』 青空文庫
其が重き瞼の下に、眠れりとも見えず、覚めたりとも見えぬ眼の色は、瘴煙毒霧を吐く大沢の水の面にも譬ふべきか。
— 永井荷風 『夜あるき』 青空文庫
)古城依旧恒河辺、聞説如来転法輪、遺跡荒涼何足怪、魔風毒霧幾千年。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
遺跡は荒れはてているがどうしてあやしむほどのことがあろうか、魔風と毒霧が幾千年も続いているのだ。
— 井上円了 『南半球五万哩』 青空文庫
作例 · 標準
試合中、相手を混乱させるための「毒霧」という不正な戦法が使われた。
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その呪われた森は、常に不気味な毒霧に覆われていた。
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彼の心の中には、悲しみや怒りといった暗い毒霧が立ち込めていた。
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標準
evil fog
作例 · 標準
その廃墟には、長年放置されたせいか、淀んだ毒霧が漂っていた。
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怪談話で、迷い込んだ旅行者を惑わす「毒霧」の話を聞いたことがある。
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社会に蔓延する不信感は、あたかも見えない毒霧のようだ。
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ウィキペディア
毒霧(どくぎり)は、口から霧状のものを吹き付ける東洋系ギミックの日本人プロレスラーがよく使うプロレスの反則行為である。英語圏内ではAsian Mistと呼ばれ、緑の毒霧の場合はグリーン・ミストという。
出典: 毒霧 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0