御手元金
おてもときん
名詞
標準
文例 · 用例
その役目を云い付かると同時に将軍から直々御手許金を下さる。
— 旅絵師 『半七捕物帳』 青空文庫
」 と云つて、ちよいと小弁慶の肩を落したが、こちらは忽ち又元気な声になつて、「私だつて何も盗つ人の肩を持つにや当ら無えけれど、あいつは懐の暖え大名屋敷へ忍びこんぢや、御手許金と云ふやつを掻攫つて、その日に追はれる貧乏人へ恵んでやるのだと云ひやすぜ。
— 芥川龍之介 『鼠小僧次郎吉』 青空文庫
「わが陛下は、先年軍艦製造のときに国費切迫のおりから御手許金をお差出しになったのではございませぬか。
— 大鹿卓 『渡良瀬川』 青空文庫