応召者
おうしょうしゃ
名詞
標準
draftee
文例 · 用例
常会の席で誰かが云ひだしたのを、これは面白からうといふので、隣組の応召者へ、それぞれの留守家族を中心として、組の子供全部を集めた写真を送ることになつた。
— 岸田國士 『荒天吉日』 青空文庫
どういう工合に困るか、末弘春吉の語るところによると、――町内から応召者が出るたびに、彼は立派な歓送旗をつくり、やがて用済みの旗がたまると、それでもって着物をつくった。
— 高見順 『如何なる星の下に』 青空文庫
あまり上手でない、それだけかえって厳粛感を与える、その聞きなれたラッパの音は、応召者を先頭に立てて町内の人たちが神社へ参拝に行く、その行列の姿を髣髴とさせるのである。
— 高見順 『如何なる星の下に』 青空文庫