チョコレート色
チョコレートいろ
名詞名詞-の形容詞
標準
chocolate brown
文例 · 用例
その人は骨組ががっしりして大柄な樫の木造りの扉のような感じのする男で、橙色がかったチョコレート色の洋服が、日本人にしては珍らしく似合うという柄の人でした。
— 岡本かの子 『扉の彼方へ』 青空文庫
皿鍋にこの血の汁を移し家鴨の薄身をいれて掻き廻しながら煮詰めると汁は肉の周囲にチョコレート色に淡く固まる。
— 岡本かの子 『食魔に贈る』 青空文庫
デパートの退け刻などは疲れたからだに砂糖分を求めてか、デパート娘があきれるほど殺到して、青い暖簾の外へ何本もの足を裸かのまま、あるいはチョコレート色の靴下にむっちり包んで、はみ出している。
— 織田作之助 『大阪発見』 青空文庫
――汽車の窓から見たり、色々な小説を読んだりして、何か牧歌的な、うっとりするような甘い、美しさで想像していたチョコレート色の藁屋根の百姓家!
— 小林多喜二 『不在地主』 青空文庫
早合点「おお、エミリー……」 ドレゴの前へ飛び出してきた女は、チョコレート色の長いオーバに大きなお尻を包み、深緑のスカーフに血色のいい太い頸を巻いた丸々と肥えた年増のアイスランド女だった。
— 海野十三(丘丘十郎) 『地球発狂事件』 青空文庫
半ばやりかかった漆喰の床と、チョコレート色の壁と、亜鉛板を張った天井と、簡単な鉄の肋材と、電灯と、たったそれだけの集った場所に過ぎない。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
それはどうも、あのチョコレート色の塗料のせいだと思いますが、これは些か僕の自信のある研究なんですが、あの建物は某大国関係のものだと思いますよ」「そうか、某大国か」と大官は大きく肯いた。
— 海野十三 『東京要塞』 青空文庫
頭、耳がやはり波を打ったチョコレート色の毛で被われ、鼻柱にかけて、白とぶちになって居る。
— 宮本百合子 『犬のはじまり』 青空文庫
作例 · 標準
新しく購入したソファは、リビングの雰囲気に合わせてチョコレート色を選んだ。
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秋らしいコーディネートにするため、チョコレート色のタイツを合わせた。
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庭に迷い込んできたラブラドールレトリバーは、艶やかなチョコレート色をしていた。
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ウィキペディア
チョコレート色(チョコレートいろ)は、茶色の一種。チョコレートのような暗い茶色。類似している色はコーヒー色(暗褐色)である。