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運び出す

はこびだす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
1
標準
to carry out (of somewhere)
文例 · 用例
其骨の尖角の間から洩るる大空が、気味の悪いほどに澄切っているのは、軈て真黒な雪雲を運び出す先触と知られた。
岡本綺堂 飛騨の怪談 青空文庫
殊にこのあひだ中は随分世話を焼かせた復興局の人たちですから、かみさんや娘たちも精々お世辞をならべて、お誂へを運び出すと、三人ともに黙つて飲んでゐるばかりで、わたしの方から何か話しかけても、碌に返事もしないんです。
岡本綺堂 赤い杭 青空文庫
奥さまの考えで、部屋が違っていたにもせよ、自分が帰って来るのを待って引越させてくれてもいいではないか、たとい雇人であろうとも、他人の留守に勝手に、荷物を運び出すなんて……女中のせいではないと思いながらも、かの女はつい険のある眼になって、「そして、新しいお部屋は……」と訊いた。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
彼女を他の部屋へ運び出すと、裸にしてそこの真っ白いベッドの上に革紐で固く縛りつけた。
佐左木俊郎 猟奇の街 青空文庫
中には握飯を貰いて、ニタニタと打喜び、材木を負うて麓近くまで運び出すなどいうがあり。
泉鏡花 遠野の奇聞 青空文庫
工事列車の通る線路際まで煉瓦を運び出すのだった。
佐左木俊郎 黒い地帯 青空文庫
二人はふるえる手先にその皿をうけ取って、座敷へいよいよ運び出すまでは元の箱へ大切に収めておくことにした。
岡本綺堂 番町皿屋敷 青空文庫
どやつか牢番に鼻薬をかがして、清め塩を盛らしたんだろうよ」「じゃ、破牢罪人の野郎め、そのすきになんか細工をしやがったんですね」「穴も掘らず、壁も破らずに破牢したっていや、牢役人どもとぐるでのことか、でなきゃ死骸を運び出すときに細工したとしか、にらみようがねえじゃねえか。
卍のいれずみ 右門捕物帖 青空文庫
作例 · 標準
不要な段ボール箱を玄関の外へ運び出した
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イベント終了後、スタッフ総出で機材を会場から運び出した
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退職する同僚のために、感謝の気持ちを込めてデスクの荷物を運び出した
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運び出す(はこびだす) — 幻辞.com