麗容
れいよう
名詞
標準
beautiful shape or form
文例 · 用例
王若い時高名の女嫌いだったが後翻然として改宗し、大好きとなったは初めてパンカステの麗容に目が眩んでからだ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
あな忌々し、とく去ねよ、さて、また次のなれが面、みれば麗容うつろひて、悲、削ぎしやつれがほ、指組み絞り胸隠す双の手振の怪しきは、饐ゑたる血にぞ、怨恨の毒ながすなるくち蝮を掩はむためのすさびかな。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
あな忌々し、とく去ねよ、さて、また次のなれが面、みれば麗容うつろひて、悲削ぎしやつれがほ、指組み絞り胸隱くす双の手振の怪しきは、饐えたる血にぞ、怨恨の毒ながすなるくち蝮を掩はむためのすさびかな。
— 上田敏 『海潮音』 青空文庫
髪を洗わせなどした中の君の姿を大姫君はながめているだけで人生の悲しみも皆忘れてしまう気がするほどな麗容だった。
— 総角 『源氏物語』 青空文庫
その支流の破間川の鮎は一層麗容に恵まれている。
— 佐藤垢石 『水の遍路』 青空文庫
四 鯛には、数えきれない程いくつもの種類があるが、私と葵原夫人とが釣りに行こうとするのは、麗容魚族の華と賞される真鯛である。
— 佐藤垢石 『葵原夫人の鯛釣』 青空文庫
その麗容な岩魚の泳ぐ大きな姿を、晩秋の水の澄んだ真昼に、ときどき村人が淵の中層に見るという。
— 佐藤垢石 『岩魚』 青空文庫
そして麗容|薔薇を欺くというのであるから、大したものである。
— 佐藤垢石 『純情狸』 青空文庫
作例 · 標準
夕日に照らされた富士山の麗容は、息をのむほど美しかった。
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多くの歌人が、月光の下に浮かび上がる古城の麗容を歌に詠んできた。
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彼女の立ち姿は、まるで一輪の花のような麗容を備えていた。
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