虎将
こしょう
名詞
標準
文例 · 用例
坐っているときにはいつも一字々々拾い読みして、五虎将の姓名を説きあかすのみならず、黄忠の字が汗升、馬超の字が孟起などということまで知っている。
— 魯迅 『風波』 青空文庫
背に九ツの龍の刺青をしているので、人は綽名して、九紋龍史進と私をよんでおります」「棒術は誰からお習いかの」「少年の頃、うちの食客(居候)に打虎将李忠という浪人者がおりました。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
少年の頃、村で棒の手ほどきをうけた打虎将ノ李忠です」 そのとき、香具師の李忠の方でも、気がついていた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
弟分の助太刀に出てきた頭目というやつは、なんと、渭水の街の膏薬売り――あの打虎将ノ李忠であった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
だが、打虎将李忠も、その弟分の周通と名のる男も、これが天性彼らには性にあっている生態なのかも知れなかった。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
――ここから先に桃花山というのがありましてね」「桃花山」「へい、打虎将の李忠、小覇王の周通、その二|頭目の下に六、七百の子分がおります。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
さすれば、大いに、朝へおとりなしの儀もしよいと思うが」 桃花山には近来、打虎将李忠が住みついていた。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫
――山上から打って出て来た賊魁の打虎将李忠が跨がっているその馬を一見するなり彼はかっと鎧を蹴ッて進み。
— 吉川英治 『新・水滸伝』 青空文庫