土師器
はじき
名詞
標準
Haji ware
文例 · 用例
横山先生のところへ連れて行くと、先生は一目見ただけで、これはじきに直る、毎日上白米を何合ずつ焚いて喰わせろと云った。
— 寺田寅彦 『追憶の医師達』 青空文庫
農夫長はじき一時だと云い、時計もたしかにがちっと鳴り、それに針は二十分前、今朝は進んでさっきは合い、今度は十五分おくれている、赤シャツはぼんやりダイアルを見ていました。
— 宮沢賢治 『耕耘部の時計』 青空文庫
またたとえば同じ景色を見るにしても、ただ美しいなと思うだけではじきに飽きてしまうでしょうが、心の目のよくきく人ならば、いくらでも目新しい所を見つけ出すから、決して退屈する事はないでしょう。
— 寺田寅彦 『夏の小半日』 青空文庫
また例えば子供の誤って呑込んだおはじきが消化器系を通過する径路を示すのを見たが、これなどでも消化器というものの本質には少しも触れないで、ただ土管のつながりのようなものとしか思われないように出来ていた。
— 寺田寅彦 『教育映画について』 青空文庫
しかしこの人のような絵はじきに行き詰ってしまうような事が無いからその点が頼母しいと思う。
— 寺田寅彦 『二科会展覧会雑感』 青空文庫
それからまた、びいどろといふ色硝子で鯛や花を打出してあるおはじきが好きになつたし、南京玉が好きになつた。
— 梶井基次郎 『檸檬』 青空文庫
6 午後になって、オリブ色の水を皮膚の油ではじきながら私は浴槽に浸って額のアダの唇の跡をぬぐいとるのであった。
— 吉行エイスケ 『孟買挿話』 青空文庫
けれどもまた六蔵はじきに泣きます。
— 国木田独歩 『春の鳥』 青空文庫
作例 · 標準
発掘調査で、古墳時代に作られた「土師器」の土器片が多く見つかった。
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