笙の笛
しょうのふえ異読 そうのふえ
名詞
標準
shō (Japanese free reed musical instrument)
文例 · 用例
==ねんねんよ、おころりよ、ねんねの守はどこへいた、山を越えて里へ行た、里の土産に何貰うた、でんでん太鼓に笙の笛==白雪 (じっと聞いて、聞惚れて、火焔の袂たよたよとなる。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
=でんでん太鼓に笙の笛、起上り小法師に風車==と唄うを聞きつつ、左右に分れて、おいおいに一同入る。
— 泉鏡花 『夜叉ヶ池』 青空文庫
「勝手にピイピイ吹いておれ、でんでん太鼓に笙の笛、こっちあ小児だ、なあ、阿媽。
— 泉鏡花 『歌行燈』 青空文庫
でん/″\太皷に笙の笛のあの「ねんねのお守は何処へ行た。
— 北原白秋 『とんぼの眼玉』 青空文庫
いつも篳篥を吹く役にあたる随身がそれを吹き、またわざわざ笙の笛を持ち込んで来た風流好きもあった。
— 若紫 『源氏物語』 青空文庫
中将の子で今年から御所の侍童に出る八、九歳の少年でおもしろく笙の笛を吹いたりする子を源氏はかわいがっていた。
— 榊 『源氏物語』 青空文庫
つづいてめんこ、でんでん太鼓にピイヒョロヒョロの笙の笛。
— 妻恋坂の怪 『右門捕物帖』 青空文庫
慰はたゞこの笙の笛、牧羊神の笛の音に、世の秘事ぞかくれたる。
— 上田敏 『牧羊神』 青空文庫
作例 · 標準
雅楽の演奏会で、笙の笛が奏でる天から降り注ぐような和音に感動した。
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笙の笛は、その形が翼を休めた鳳凰に似ていることから鳳笙とも呼ばれる。
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笙の笛を吹く前には、リードを温めるために炭火のコンロで楽器を炙る。
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