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嘉月

かげつ
名詞
1
標準
third lunar month
文例 · 用例
颯と風が吹いて來る、と、いまの天氣を消したやうに、忽ちかげつて、冷たい小雨が麻絲を亂して、其の苫に、斜にすら/\と降りかゝる。
泉鏡太郎 十和田の夏霧 青空文庫
ああ草の根株は掘つくりかへされどこもかしこも曇暗な日ざしがかげつてゐる。
萩原朔太郎 青猫 青空文庫
なんといふ怠惰な日だらう運命はあとからあとからとかげつてゆきさびしい病鬱は柳の葉かげにけむつてゐる。
萩原朔太郎 定本青猫 青空文庫
午後になると、綿くづのやうな小さい雲が、いくつか空に現れ、それが太陽の面をかすめるたびに、白い路はかげつた。
新美南吉 良寛物語 手毬と鉢の子 青空文庫
松の根には日あしがかげつて、蝉時雨がしつきりなしにふりそそぐ。
北原白秋 雀の卵 青空文庫
日はもうかげつて、窓に映る木の影もなく、障子の棧の一つ一つに、私は思を手繰つては絡みつけました。
――ある妻の手紙―― 青空文庫
西は渺々たる伊勢の海を眼界の外に霞ませて、河口へ到る石舟の白帆は風を孕んで、壮大な三角洲の白砂と水とに照り明つて、かげつて、通り過ぎる。
北原白秋 白帝城 青空文庫
雨の降つてゐる日で、室内も周圍から壓迫したやうに鬱陶しくかげつてゐる。
憑き物 泡鳴五部作 青空文庫
作例 · 標準
嘉月の頃となれば、庭の桃の花が咲き乱れる。
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旧暦の嘉月、人々は花見の宴を催した。
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俳句の季語にもなっている「嘉月」は、春の美しい季節を表す。
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ウィキペディア曖昧さ回避

嘉月 かげつ 3月の異名。 1月の異名。 よしづき 宝塚歌劇団卒業生の嘉月絵理。

出典: 嘉月 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0