色面
しきめん
名詞
標準
area of solid colour (color)
文例 · 用例
但老職諸役人は不滿足の色面に露れたり。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
此方はますます当惑の色面に顕れ、「可いじゃアありません、可かあない、可かあない、」 と自ら我身を詈るごとく、「落すなんて、そんな間のあるわけはないんだからねえ、頼んだ人は生命にもかかわる。
— 泉鏡花 『註文帳』 青空文庫
僕が今ここに塩井雨江という名を挙げたのは、その人の何かの文章の中に「人の花散る景色面白や」とあったのが、当時の僕の読んだものの中で覚えているたった一つのことだからである。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
そして戦争でもあれば、従軍記者になって出かけて行って、「人の花散る景色面白や」というような筆をふるって見たいと思っていたのだ。
— 大杉栄 『自叙伝』 青空文庫
玉手箱を開けてみると、煙の立ち去つたそのあとに、不思議や色面白い二つの小箱が現れてきたのさ。
— ――夢と知性―― 『吹雪物語』 青空文庫
作例 · 標準
ポスターは、大胆な色面構成で見る人の目を引いた。
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彼の抽象画は、鮮やかな色面が重なり合う複雑な構造をしていた。
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このデザインは、シンプルな色面の配置によってモダンな印象を与えている。
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