仕組む
しくむ
動詞-五段-マ行動詞-他動詞
標準
to devise
文例 · 用例
「御承知の通り、江戸時代には天一坊をそのままに仕組むことが出来ないので、大日坊とか何とかいって、まあいい加減に誤魔化していたんですが、明治になったのでもう遠慮はいらないということになって、講釈師の伯円が先ず第一に高座で読みはじめる。
— 女行者 『半七捕物帳』 青空文庫
電車の全形を圖案に仕組むなどは素人は大膽なものだ。
— 木下杢太郎 『京阪聞見録』 青空文庫
しかし近松の時代と違って、事実を有りのままに仕組むということは遠慮しなければならないような習わしになっていたので、大工の六三郎は武士に作り替えられて、大和の浪人小柴六三郎という名を番附にしるされた。
— 岡本綺堂 『心中浪華の春雨』 青空文庫
成程、戯曲では、時間的に順序を追つて場面を展開させる必要があるからでもあるが、喧嘩の話を戯曲に仕組むにしても、必ずしも喧嘩の場面を使はなくてもいい。
— 岸田國士 『戯曲以前のもの』 青空文庫
ところがその神の言葉を更に註釈し、敷衍し、そして、それらに対してもっと現実的な効果をあげる為に、ここに一つの物語を仕組む。
— 岸田國士 『俳優倫理』 青空文庫
此夜唖※子珍しく泥酔せず、新井白石の事蹟を脚本に仕組むべしといふ。
— 断腸亭日記巻之三大正八年歳次己未 『断腸亭日乗』 青空文庫
どういう筋に仕組むのか、そいつは作者の重助さんに謀ってからの寸法だから、まだはっきりとはいえないとのことだった、松江が写したお前の姿を、舞台で見られるとなりゃ、何んといっても面白い話。
— 邦枝完二 『おせん』 青空文庫
だから推理小説というと、ヤタラに大きな邸宅の見取図などが出てくるものだが、邸宅が大きいというところにも謎をふせる要素があるわけだが、それが主たるものではなく、第一の目的は、そういう邸宅に住むような階級でないと、推理小説の謎を複雑に仕組むことができないという要求によるものだ。
— 坂口安吾 『推理小説論』 青空文庫
作例 · 標準
誰かが私を陥れようと、この罠を仕組んだに違いない。
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ライバル会社を出し抜くために、入念なマーケティング戦略を仕組む。
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次のアップデートでは、ユーザーを驚かせるような新機能を仕組んでいる。
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