凝る
こごる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞頻度ランク #34632 · 青空 1790 例
標準
to congeal
文例 · 用例
夜中に籠れる歇気を吐くのであろうか、夜中に凝る乳を粒立たすのであろうか、とにかく、この湧玉をみて、そして峯を仰ぐとき、確に山の眼覚めを思わせる。
— 岡本かの子 『富士』 青空文庫
ともよの父親は、こういう飼いものに凝る性分で、飼い方もうまかったが、ときどきは失敗して数を減らした。
— 岡本かの子 『鮨』 青空文庫
アカシヤの樹の下には、カギをつけた長い竹竿で、子供達が、白い藤のような花を薄暗い街燈にすかして、もぎ取ろうと肩が凝るほど首を上に向けきっていた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
或る時は口に凝り、或る時は扇に凝る。
— 夢野久作 『実さんの精神分析』 青空文庫
紅に染め出でし楓の葉末に凝る露は朝日を受けねど空の光を映して玉のごとし。
— 国木田独歩 『わかれ』 青空文庫
よし此の地方が湿潤に過ぎるとしても、疲れたる我等が心のためには、柱は猶、余りに乾いたものと感はれ、頭は重く、肩は凝るのだ。
— 亡き児文也の霊に捧ぐ 『在りし日の歌』 青空文庫
…… 霰が降れば思が凝る。
— 泉鏡太郎 『霰ふる』 青空文庫
どれも赤い柱、白い壁が、十五|間間口、十間間口、八間間口、大きな(舎)という字をさながらに、湯煙の薄い胡粉でぼかして、月影に浮いていて、甍の露も紫に凝るばかり、中空に冴えた月ながら、気の暖かさに朧である。
— 泉鏡花 『みさごの鮨』 青空文庫
作例 · 標準
寒さで血液が凝って、なかなか動きが取れない。
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このスープは冷めるとすぐにゼラチン質が凝ってしまう。
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肩や首の筋肉が凝り固まってしまった。
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