幻辞.com

鮪縄

まぐろなわ
名詞
1
標準
文例 · 用例
あやかし火さ、まだ舵に憑いて放れねえだ、天窓から黄色に光った下腹へな、鮪縄さ、ぐるぐると巻きつけて、その片端を、胴の間の横木へ結えつけると、さあ、念ばらしだ、娑婆か、地獄か見届けて来るッてな、ここさ、はあ、こんの兄哥が、渾名に呼ばれた海雀よ。
泉鏡花 海異記 青空文庫
百尋ばかり束ね上げた鮪縄の、舷より高かったのがよ、一掬いにずッと伸した!
泉鏡花 海異記 青空文庫