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様独

ようどく
名詞
1
標準
文例 · 用例
胆の太い、しつかりした、加之に教育のある男で、仏蘭西語と同様独逸語をも自由に操る事が出来た。
大正七(一九一八)年 茶話 青空文庫
其時僕の言ふには、「君のやうに左様独りで苦んで居ないで、少許打明けて話したら奈何だ。
島崎藤村 破戒 青空文庫
妻が日本では法律上無能力であり未成年者や禁治産者(精神異状その他の理由による)と同様独立の人格と認められなかったことは、実に枚挙にいとまない女の悲劇、自殺を生んで来ている。
宮本百合子 若い婦人のための書棚 青空文庫
「若し万一、男も自分同様独りでいて、若い時分のことも気の毒に思い、それとなく子等を仲に立ててまた、新しく縁を戻したいとでも思っていたら……」 おくめは、その想像に堪えないように深い溜息をついて寝返りを打った。
宮本百合子 黄昏 青空文庫
だが、古代|埃及の遺作に暗示を得たのでもなければ、摸倣したのでもなく、或いはまた直接間接に、その材料を取入れたわけでもなんでもありません、全くお銀様独得のスフィンクスだということが一見して直ぐわかる。
年魚市の巻 大菩薩峠 青空文庫
それは狂熱的、昂奮的、反抗的であることは勿論だが、そのうちに、冷静なる史的根拠と、お銀様独断の順序が、一糸乱れずに存在していることはいるらしい。
年魚市の巻 大菩薩峠 青空文庫
全くお銀様独得のスフィンクスだということが一見して直ぐわかる。
胆吹の巻 大菩薩峠 青空文庫
私は兄様独りしか、頼りにする人がないのだから、どうぞ私を思うて下さるなら、お身体を大切にして下さい』と、いふのであつた。
死線を越えて 死線を越えて 青空文庫