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板の間

いたのま
表現名詞
1
標準
wooden floor
文例 · 用例
踏むに冷めたき板の間を引裾ながく縁がはに出でゝ、用心口より顏さし出し、玉よ、玉よ、と二タ聲ばかり呼んで、戀に狂ひてあくがるゝ身は主人が聲も聞分けぬ。
樋口一葉 われから 青空文庫
もっとも楢原さんのダンスは玉置さん仕込みだけあってボールが板の間についていてわるかぁないけど。
吉行エイスケ 職業婦人気質 青空文庫
戸棚の隅や、汚れた板の間を拭いた。
黒島傳治 老夫婦 青空文庫
湯屋の板の間もかせいだ。
奥女中 半七捕物帳 青空文庫
向うはすぐ台所の板の間で炉が切ってあって青い煙があがりその間にはわずかに低い二|枚折の屏風が立っていた。
宮沢賢治 泉ある家 青空文庫
」と言い棄てに、ちょこちょこと板の間を伝って、だだッ広い、寒い台所へ行く、と向うの隅に、霜が見える……祖母さんが頭巾もなしの真白な小さなおばこで、皿小鉢を、がちがちと冷い音で洗ってござる。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
」 と洗いさした茶碗をそのまま、前垂で手を拭き拭き、氷のような板の間を、店の畳へ引返して、火鉢の前へ、力なげに膝をついて、背後向きに、まだ俯向いたなりの親父を見向いて、「の、そうさっしゃいよ。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
細い半襟の半纏の袖の下に抱えて、店のはずれを板の間から、土間へ下りようとして、暗い処で、「可哀やの、姉様たち。
泉鏡花 国貞えがく 青空文庫
作例 · 標準
猫が板の間で丸くなって、気持ちよさそうに眠っている。
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夏になると、ひんやりとした板の間が一番の涼み場所だ。
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子供たちは板の間を裸足で走り回り、賑やかな声を上げていた。
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昔ながらの日本家屋では、居間と廊下が一体となった広い板の間が特徴的だ。
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2
標準
changing room (at a public bath)
作例 · 標準
銭湯の板の間で、馴染み客たちが和やかに世間話に興じている。
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「あぁ、さっぱりした」と板の間で大きく息を吐き、湯上がりの火照った体に扇風機の風を浴びる。
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濡れた足で板の間を歩くと滑りやすいため、脱衣所では足元に十分な注意が必要だ。
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番台の主人は、客が途切れるたびに板の間を丁寧に乾拭きして清潔を保っている。
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