百計
ひゃっけい
名詞
標準
all means
文例 · 用例
然れば百計盡た塲合には、たとへ海底戰鬪艇と共に永久に此孤島に朽果つるとも、無謀に本島を出發する事は出來ません。
— 押川春浪 『海島冐檢奇譚 海底軍艦』 青空文庫
籠城でもした末に百計尽き力乏しくなつてならばいざ知らず、随分いやな事をしたものだが、如何に将門勇猛なりとも此には閉口した。
— 幸田露伴 『平将門』 青空文庫
百計尽きて思いついたのが火牛のはかりごとで、試みに牛の尾に火をつけると、牛も熱いのに堪えられなくなったと見えて、必死の力をふるって起ちあがると、ようように泥の中から足を抜くことが出来ました。
— 子不語 『中国怪奇小説集』 青空文庫
百計尽きて、仕様がないと観念して、性を矯め、情を矯め、生ながら木偶の様な生気のない人間になって了えば、親達は始めて満足して、漸く善良な傾向が見えて来たと曰う。
— 二葉亭四迷 『平凡』 青空文庫
大きい丈に、生徒の数も二百計りは居る様だ。
— 尾崎放哉 『俺の記』 青空文庫
百計失敗に帰して暫時の空白状態、何がな工夫をめぐらして打開の方策を立てねばならぬ。
— 坂口安吾 『二流の人』 青空文庫
」 「だって、あなた逃げて行くでしょう、なんぼわたしがいやだって、浪子さんが美しいって、そんなに人を追いやるものじゃなくってよ」 「油断せば雨にもならんずる空模様に、百計つきたる武男はただ大踏歩して逃げんとする時、 「お嬢様、お嬢様」 と婢の呼び来たりて、お豊を抑留しつ。
— 徳冨蘆花 『不如帰 小説』 青空文庫
」「だって、あなた逃げて行くでしょう、なんぼわたしがいやだって、浪子さんが美しいって、そんなに人を追いやるものじゃなくってよ」「油断せば雨にもならんずる空模様に、百計つきたる武男はただ大踏歩して逃げんとする時、「お嬢様、お嬢様」 と婢の呼び来たりて、お豊を抑留しつ。
— 徳冨蘆花 『小説 不如帰』 青空文庫
作例 · 標準
問題を解決するために、百計を巡らせたが、どれもうまくいかなかった。
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彼は、計画を成功させるために、百計を尽くして周囲を説得した。
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絶体絶命のピンチを乗り越えるために、ありとあらゆる百計を試した。
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