高鼻
こうび
名詞
標準
文例 · 用例
ちょうど犬がするように少し顎を持ち上げて、高鼻を嗅いだ。
— 葉山嘉樹 『死屍を食う男』 青空文庫
これ昔天孫降下ましましし時、衢神猿田彦大神長さ七|咫の高鼻をひこつかせて天の八達之衢に立ち、八十万の神皆|目勝って相問を得ず。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
天の鈿女すなわちその胸乳を露わし裳帯を臍の下に抑えて向い立つと、さしもの高鼻たちまち参ったと『日本紀』二の巻に出づ。
— 猪に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
されど、ひとたびその図を見たるものが深山に入れば、たちまち妄覚を起こし、高鼻|肉翅の怪物を幻視することあるは、決して怪しむに足らず。
— 井上円了 『迷信と宗教』 青空文庫