突き倒し
つきたおし
名詞
標準
thrusting down one's opponent either inside or outside the ring
文例 · 用例
しかし、川の中まで足を踏み入れて、人間を嗅ぎ出して、突き倒し兼ねないのは、この川楊ばかりだ。
— 小島烏水 『白峰山脈縦断記』 青空文庫
そうして、柵を突き倒しては、役人の間を走りぬけて外へ出た。
— 黒島伝治 『豚群』 青空文庫
彼等は、扉口に立っている老婆を突き倒して屋内へ押し入ってきた。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
先刻妾を突き倒して、半殺しの目に逢わした奴だ。
— 岡本綺堂 『飛騨の怪談』 青空文庫
「帰るとこ、よう忘れんかったこっちゃな」そう言って蝶子は頸筋を掴んで突き倒し、肩をたたく時の要領で、頭をこつこつたたいた。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
ぼんやりした顔をぬっと突き出して帰って来たところを、いきなり襟を掴んで突き倒し、馬乗りになって、ぐいぐい首を締めあげた。
— 織田作之助 『夫婦善哉』 青空文庫
男はドレッバーの襟首につかみかかり、敷地の際まで来ると、突き倒し蹴飛ばして、やつを道へ半ば追い出す格好です。
— A STUDY IN SCARLET 『緋のエチュード』 青空文庫
いかにも、我々がC――街からこの通りへ曲ったときに、頭に大きな林檎籠をのせた果物屋が、誤って危うく私を突き倒しそうになったのだった。
— THE MURDERS IN THE RUE MORGUE 『モルグ街の殺人事件』 青空文庫
作例 · 標準
横綱は立ち合いから鋭い突っ張りを見せ、最後は突き倒しで勝利した。
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土俵際まで追い詰められたが、起死回生の突き倒しを決めて逆転した。
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決まり手は突き倒しとなり、会場からは大きな歓声が上がった。
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ウィキペディア
突き倒し(つきたおし)とは、相撲の決まり手の一つである。相手の胸や顔を掌で突っ張り、土俵上や土俵の外に向けて倒す技。突っ張りの強力な力士の場合、ノックアウトしてしまう場合もあり、その場合もこれが当てられる。英語では"Frontal thrust down"と呼ぶ。
出典: 突き倒し — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0