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雪眼

せつがん
名詞
1
標準
文例 · 用例
小説書きが眼を奪われたら、運の尽きと思うから、手を消毒する石炭酸と、点眼薬と、黒い雪眼鏡を万田先生から貰って、念入りに包んで送ってくれ。
夢野久作 眼を開く 青空文庫
まったく素晴らしい天候、燦々と照り映える強烈な日光は、とても目をあけていられないほどだが、ところが一体どうしたことか、肝心の雪眼鏡が一夜にしてどこかへ消えてしまったので、詮方なく眼をごく細めに開いて登高を開始した。
松濤明 春の遠山入り 青空文庫
「が、ちと面白くござらぬな」「さよう」と正雪眼をひそめたが、「丸橋氏の軽率と短気、困ったものでございます」あたりをはばかった小声である。
国枝史郎 剣侠受難 青空文庫
だって……だって……」といゝながら、雪眼鏡を外して涙を拭う程笑った。
石川欣一 山を思う 青空文庫
僕は雪眼鏡を外した。
石川欣一 山を思う 青空文庫
そして間もなく、帽子も雪眼鏡もふっ飛ばした雪達摩みたいなお嬢さんが我々の横に立った。
石川欣一 山を思う 青空文庫
慎太郎氏の弟、百瀬孝男氏は、その朝関から来た森田、二出川両氏と共に凍傷の薬、六人分の手袋、雪眼鏡等(いずれも近藤氏の注意によって)をルックサックに納めてスキーで出発。
石川欣一 山を思う 青空文庫
雪眼鏡はくもって来る。
石川欣一 可愛い山 青空文庫