がぶる
がぶる
動詞-五段-ラ行
標準
to pitch (e.g. a boat)
文例 · 用例
からだじゅうがぶるぶるふるえているのがわかった。
— 有島武郎 『火事とポチ』 青空文庫
眼界がだんだん狭まって、火鉢にかざされた、長い指の先がぶるぶる震えどおしている。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
」 と出した時、……翁の赭ら顏は、其のまゝ溶けさうに俯向いて、目をしばたゝいた、と見ると、唇がぶる/\と震へたのである。
— 泉鏡太郎 『松の葉』 青空文庫
紫に光る黒髪がぶる/\慄へてゐる。
— 岡本かの子 『小町の芍薬』 青空文庫
(女の子、策つきて箱から雛をとり出して病気の子に渡す)長女 ね、お願いだから、殺さないでね……あっ、いけないわ、そんなににぎっちゃあ……こわいもんだから、足がぶるぶるふるえてるわ……もうはなして……よし坊ちゃん……もうはなしてよ、よし坊ちゃん……。
— 新美南吉 『病む子の祭』 青空文庫
」 と思い入った体で、煙草を持った手の尖がぶるぶると震えると、対手の河野は一向気にも留めない様子で、ただ上の空で聞いて首だけ垂れていたが、かえって襖の外で、思わずはらはらと落涙したのはお蔦である。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
見霽へ上る、この男坂の百四段も、見たばかりで、もうもう慄然とする慄然とする、」 と重そうな頭を掉って、顔を横向きに杖を上げると、尖がぶるぶる震う。
— 泉鏡花 『婦系図』 青空文庫
」 小村さんと私とは、じっと見合っていたままの互の唇がぶるぶると震えたのである。
— 泉鏡花 『唄立山心中一曲』 青空文庫
作例 · 標準
嵐の海で、船は激しくがぶっていた。
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小型の漁船が、波にがぶられながら進んでいく。
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標準
to force out an opponent
作例 · 標準
土俵際で、相手力士をがぶって押し出した。
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「それ行け!」彼は相手をがぶって一気に外へ出した。
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