立ち回る
たちまわる
動詞-五段-ラ行動詞-自動詞
標準
to walk about
文例 · 用例
彼が、江戸を立つ時に、親類の一人は、敵は越後柏崎の生れゆえ、故郷へ立ち回るかも計りがたい、越後は一入心を入れて探索せよという、注意を受けていたのであった。
— 菊池寛 『恩讐の彼方に』 青空文庫
」「社でも警察でも張り込んでいるのだ、舟木が立ち回るに相違ないとね。
— 合作の五 『五階の窓』 青空文庫
うそが多くてずるく立ち回ることを、わたしの郷里のほうではごまをすると言いますが、だれのいたずらからか、この兵次郎さんには「ごま兵さん」というあだ名がついていました。
— 島崎藤村 『力餅』 青空文庫
「君はどうやら味をしめて、その場合に僕がどう立ち回るか、知りたくてたまらないようですね?
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
やつはなかなかりこうな男だが、しかしりこうに立ち回るには、りこうだけじゃ足りないよ。
— フョードル・ミハイロヴィッチ・ドストエフスキー 『罪と罰』 青空文庫
でもって、そこで上手く立ち回るには幌付二輪馬車が何台か要るし、磨き上げた長靴も要る。
— Le Pere Goriot 『ゴリオ爺さん』 青空文庫
」「そうだ、大仕事にうまく立ち回るだけが、すべてじゃない。
— The Slave of Silence 『くちなしの花』 青空文庫
うまく立ち回るべきだ」「何を探しているのでしょうか」 スミス氏は相変わらず含み笑いだ。
— A Front of Brass 『鉄面皮』 青空文庫
作例 · 標準
彼女はパーティー会場を忙しく立ち回り、招待客一人ひとりに挨拶をしていた。
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広いデパートの中をあちこち立ち回ったので、足がすっかり疲れてしまった。
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獲物を探す猛獣のように、彼は檻の中を絶え間なく立ち回っている。
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標準
to conduct oneself
作例 · 標準
彼は権力者の前でうまく立ち回り、異例の速さで昇進を果たした。
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「あいつは要領がいいから、どんな窮地でもうまく立ち回るさ」
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正直者が馬鹿を見る世の中で、うまく立ち回ることが処世術だと思われている。
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標準
to stop by (somewhere; esp. of a criminal on the run)
作例 · 標準
指名手配犯が実家に立ち回るところを、張り込んでいた刑事が逮捕した。
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逃亡中の犯人は、かつての愛人のアパートに立ち回った形跡があった。
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「犯人が立ち回る可能性のある場所にはすべて捜査員を配置しろ」
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標準
to enact a fighting scene
作例 · 標準
舞台の中央で、主役とライバルが真剣さながらに激しく立ち回る。
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練習を重ねた甲斐あって、本番では息の合った動きで立ち回ることができた。
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大勢の敵に囲まれながら、一歩も引かずに立ち回るヒーローの姿に観客は沸いた。
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