上表
じょうひょう
名詞動詞-サ変動詞-他動詞
標準
memorial to the emperor
文例 · 用例
部屋の中央にあるたものちゃぶ台には読みさしの英語の本が開いたまま伏せてあったが、その表紙には反物のたとう紙で綿密に上表紙がかけてあった。
— 有島武郎 『星座』 青空文庫
しかし人間の言葉としてはこれ以上表現のしようもないので、かの生命をこの種の名で呼び、ひとまず納得することにしてあります。
— 岡本かの子 『仏教人生読本』 青空文庫
」 散策子は答えに窮して、実は草の上に位置も構わず投出された、オリイブ色の上表紙に、とき色のリボンで封のある、ノオトブックを、つまさぐっていたのを見たので。
— 泉鏡花 『春昼後刻』 青空文庫
天皇は、百済王の上表を聴召して、諸臣に勅して、仏教信仰の可否を諮り給うた。
— 菊池寛 『二千六百年史抄』 青空文庫
明、清の代り目に当って支那に使した沖縄の使節の如き、清帝と明帝とに奉る二通りの上表文を持参して行ったとの事である。
— 伊波普猷 『沖縄人の最大欠点』 青空文庫
これは古来琉球政府の記録や上表文などを書いていた久米村人間で秘密に話されていた事である。
— 伊波普猷 『沖縄人の最大欠点』 青空文庫
清三もまたおもしろ半分に、小滝を「しら滝」に改めて、それを別号にして、日記の上表紙に書いたり手紙に署したりした。
— 田山花袋 『田舎教師』 青空文庫
東晉より宋、齊、梁の代に亙りて倭王讚珍濟興武等が朝貢の記事は宋梁各書に見えたるが、之を以て大和朝廷の正使にあらずして邊將の私使なりとするの説あるも、其の上表文によれば、大和朝廷の名を以て交通したる者なるは明白なり。
— 内藤湖南 『卑彌呼考』 青空文庫
作例 · 標準
大臣は国を揺るがす重大な不祥事について、自ら上表して皇帝に辞意を伝えた。
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地方の役人は、民衆の窮状を救うために減税を求める書面をまとめ、上表した。
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上表の内容が認められれば、長年続いていた不条理な制度が改正されるかもしれない。
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ウィキペディア
上表(じょうひょう)とは、東宮以下の皇親・百官より庶民に至るまでが天皇に対して文書(表)を奉ること、またその文書(表)自体を指す。
出典: 上表 — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0