狭穂
きょうほ
名詞
標準
文例 · 用例
従来誰も気付かぬようだが、この物語のうち長摩納に剣を擬せられ居る梵施王がその通り夢に見たところは、「垂仁紀」に天皇|狭穂姫皇后の膝を枕に寝ね小蛇御頸に繞うと夢みたまいし段に似、長摩納が王を殺さんとして果さなんだところは、『吉野拾遺』、宇野熊王が楠正儀を討ち果せなんだ話に類す。
— 猴に関する伝説 『十二支考』 青空文庫
神代紀のこのはなさくやひめの命、垂仁紀の狭穂姫皇后の産事は、それ/″\火の形式によるものであり、いま一つの水の形式になると、後世の御産の典型的になつてゐる。
— 折口信夫 『貴種誕生と産湯の信仰と』 青空文庫
垂仁天皇の皇后狭穂姫は、兄狭穂彦とともに稲城の中で焼死された。
— 焼屍・洗骨・散骨の風俗 『火葬と大蔵』 青空文庫
此時狭穂彦申者発謀叛。
— 喜田貞吉 『エタ源流考』 青空文庫
第十一代の天皇|垂仁の時代には、皇后の兄にあたる狭穂彦が反乱をおこしている。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
この狭穂彦は、妹の皇后を説いて、反逆をおこさせようと企てた。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
天皇は部下を出して、狭穂彦を討たせた。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫
狭穂彦は、天皇の軍隊と大いに戦った。
— 誰が日本民族の主人であるか 『天皇』 青空文庫