多夫
たふ
名詞
標準
polyandry
文例 · 用例
それからインドで一夫多妻の家の妻と一妻多夫の家の妻とが父系統母系統の優劣について大議論したのを読んだが今ちょっと憶い出さぬ。
— 馬に関する民俗と伝説 『十二支考』 青空文庫
謹厳なる君は僕のように、一妻多夫に甘んずるものを軽蔑せずにはいられないであろう。
— 芥川龍之介 『第四の夫から』 青空文庫
のみならず事実上の一妻多夫は事実上の一夫多妻と共に、いかなる国にもあるはずである。
— 芥川龍之介 『第四の夫から』 青空文庫
ちょうど僕等の一妻多夫も文明国の軽蔑を買っているように。
— 芥川龍之介 『第四の夫から』 青空文庫
扨又結婚の上は仮令い命を失うとも心を金石の如くに堅くして不義するなとは最も好き教訓にして、男女共に守る可き所なれども、我国古来の習俗を見れば、一夫多妻の弊は多くして、一妻多夫の例は稀なるゆえ、金石の如き心は特に男子の方にこそ望ましけれ。
— 福沢諭吉 『女大学評論』 青空文庫
古代に溯って見ればいずれの国民も一婦多夫であり、また一夫多妻であった。
— 与謝野晶子 『私の貞操観』 青空文庫
今でも西蔵その他の未開国には一婦多夫と女の家長権とが古代の俤を遺している。
— 与謝野晶子 『私の貞操観』 青空文庫
文明国においても娼婦や妓女のたぐいは一種の公認せられた一婦多夫である。
— 与謝野晶子 『私の貞操観』 青空文庫
作例 · 標準
一部の文化には、多夫制が今も残っている地域がある。
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多夫制は、女性が複数の夫を持つ結婚形態を指す。
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歴史の授業で、世界の様々な結婚の形として多夫制について学んだ。
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