悲鳴を上げる
ひめいをあげる
表現動詞-一段
標準
to scream
文例 · 用例
おふくろの方では、水を飲ませといてから殴るのであるから、充分に思ひやりのある処置と信じてゐるのだらうが、殴られる子供の側になつて考へると、何のために、母親が自分を殴るのか、見当がつかないものだから、その抗議として、死にもの狂ひに、あらん限りの悲鳴を上げるのである。
— 葉山嘉樹 『井戸の底に埃の溜つた話』 青空文庫
このような夜に沖で死んだ人々の魂が風に乗り波に漂うて来て悲鳴を上げるかと、さきの燐火の話を思い出し、しっかりと夜衣の袖の中に潜む。
— 寺田寅彦 『嵐』 青空文庫
「そこまでは存じませんが、折節女の、ひい、ひい、と悲鳴を上げる声が聞えたり、男がげらげらと笑う声がしたり、や、も、散々な妖原だといいますで。
— 泉鏡花 『活人形』 青空文庫
御殿づくりでかしづいた、が、其の姫君は可恐い蚤嫌ひで、唯一|匹にも、夜も晝も悲鳴を上げる。
— 泉鏡太郎 『人魚の祠』 青空文庫
ヒイと之が悲鳴を上げるやうで、家内が絞殺される叫びに聞こえる、最う堪りません。
— 泉鏡太郎 『神鑿』 青空文庫
人間が何か泣きごとでもいっているかと思うような声を出すかと思うと、首でも締めて殺されかかっているのかと思うような悲鳴を上げる。
— 寺田寅彦 『柿の種』 青空文庫
ウーウーウーという続けさまのは、厭な内にもまだしも穏かな方で、時々、ヒイッと悲鳴を上げる、キャッと叫ぶ、ダァーと云う。
— 泉鏡花 『星女郎』 青空文庫
」と蝶吉は半狂乱で悲鳴を上げる。
— 泉鏡花 『湯島詣』 青空文庫
作例 · 標準
突然の雷鳴に、幼い子どもは恐怖で悲鳴を上げた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
映画のクライマックスで、ヒロインが絶望の悲鳴を上げる場面は圧巻だった。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
「わーっ!」彼女はゴキブリを見て、たまらず悲鳴を上げた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
標準
to whine
作例 · 標準
欲しいおもちゃを買ってもらえないと、子供は床に座り込んで悲鳴を上げる。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼の愚痴はいつも同じで、まるで悲鳴を上げているかのようだ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
試合に負けたチームのファンが、不満の悲鳴を上げるのが聞こえた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash