馬鹿みたい
ばかみたい異読 バカみたい
形容動詞
標準
foolish
文例 · 用例
私は道楽半分に書いておりました千枚ばかりの長篇を或る処へ送り付けましたあと、アタマが暫く馬鹿みたいになっておりました。
— 夢野久作 『スランプ』 青空文庫
「馬鹿みたいなジジイどもが、いろいろ、わけのわかんないこといってんのも、気に入らないしさ」 しゃべっていいときと、いけないときがある、ということすら知らない、行儀の悪い明治のジジイどもだ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
山崎もエキストラに加わり、慶一も、馬鹿みたいだと思いながら、パジャマを着て、またじぶんのベッドにもぐりこんだ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
いつもいつも、二番三番をウロウロしてんのも、馬鹿みたいじゃないか」「ワラ、こりゃ、ダメだ。
— 第1章 ローラーコースター、1966年 『45回転の夏』 青空文庫
気合いを入れてめくらないといけないな」 慶一は、じぶんがスプーンの凹面鏡のような輝きを、馬鹿みたいにじっと見つめていたことに気づき、高志のほうを見た。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
産廃だなんて、最後にのこった、ささやかな威厳まで剥ぎとる略称もある」「どうして、こういう一切がっさいを忘れて、ずっと馬鹿みたいに暮らしてきたのかな。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
おれも、出たくなくなった」 義晴が馬鹿みたいにもったままだったカップをとり、山崎は音をたててコーヒーをすすった。
— 第3章 フルサークル、1991年 『45回転の夏』 青空文庫
わたしは嫉妬したり、自分の小っぽけさ加減に愛想をつかしたり、馬鹿みたいにすねてみたり、馬鹿みたいに平つくばったり、――そのくせ、どうにもならない引力で彼女の方へ引きつけられて、彼女の居間の敷居をまたぐ都度、わたしは思わず知らず、幸福のおののきに総身が震えるのだった。
— ツルゲーネフ 『はつ恋』 青空文庫
作例 · 標準
失敗した彼を見て、なんだか自分まで馬鹿みたいに思えてきた。
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そんなことをするなんて、まるで馬鹿みたいじゃないか。
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「もう、馬鹿みたい。なんであんなことしちゃったんだろう」と彼女はつぶやいた。
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