思し召す
おぼしめす
動詞-五段-サ行動詞-他動詞
標準
to think (only used to speak of others)
文例 · 用例
夫人、真の獣よりまだこの廉平と、思し召す方が、いくらかお心が済むですか。
— 泉鏡花 『悪獣篇』 青空文庫
こりゃ、まあどうしてくれるつもりだ」 不審の眉を攅めたる前の世話人は、腕を拱きつつ座中を※して、「皆さん、なんと思し召す?
— 泉鏡花 『義血侠血』 青空文庫
神さまは、ただ十文半の黄皮の短靴の左足は十文半の黄皮の短靴の右足こそ応わしけれ、と思し召すだけに違いない。
— 渡辺温 『アンドロギュノスの裔』 青空文庫
そうかといって御気分がお悪いでもなく、何が御不足で、尼になんぞなろうと思し召すのでございますと、お仲さんと二人両方から申しますとね。
— 泉鏡花 『清心庵』 青空文庫
口幅ったいと思し召すかもしれませんが、この二人だけはわたしたとい米国におりましても立派に手塩にかけて御覧にいれますから、どうかお構いなさらずにくださいまし。
— 有島武郎 『或る女』 青空文庫
あなた様からの結婚の御申込みを受けますものは、私という女よりほかにおりませぬでしょうことを、くり返しくり返し想像致しまして、ふるえ、おののきつつ月日を送っておりました」 と申し上げましたならば、そんな事があり得よう筈はないと、すぐに思し召すで御座いましょう。
— 夢野久作 『押絵の奇蹟』 青空文庫
そうしたら貴方もこの婆の申し上げる事が、嘘でないと思し召すで御座いましょう」 と申しました。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
嘘だと思し召すならば、その証拠を御覧に入れましょうか」 紅矢はお婆さんからこう云われても、どうしても妹の美紅がそんな事をするとは思われませんでした。
— 夢野久作 『白髪小僧』 青空文庫
作例 · 標準
例句
標準
to turn one's attention toward (only used to speak of others)
作例 · 標準
例句
標準
to honour the target of one's emotions
作例 · 標準
例句