ウロ
ウロ
名詞
標準
(inedible) midgut gland of a scallop
文例 · 用例
視線がウロウロするのだつた。
— 中原中也 『我が生活』 青空文庫
彼女の売出しごろには舞台の背景に巴里の場末の魔窟を使い相手役はジゴロ(パリの遊び女の情人)に扮した俳優を使い彼女自身も赤い肩巻に格子縞の Basque という私窩子型通りの服装をして彼女の唄の内容を芝居がかりで補ったものだが、このごろは小唄専門のルウロップ館あたりへ出る場合にはその必要は無い。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
ルウロップ館ではまだ晴やかで広すぎる。
— 岡本かの子 『巴里の唄うたい』 青空文庫
「おや、七五郎だね」 「あッ、おッ母ァ」 「七五郎、今頃まで何処をウロウロしてたんだい。
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
お前も旅から帰ったばかりで、お半にも逢えねえ中に、旅に出るなァ辛えだろうが、なーに、半年も経ちゃ、ほとぼりもさめるだろう」 その時、児分の一人、表から来て、 「親分、変な野郎が五六人、先刻から、表をウロウロしていますが、何かあるんじゃありませんか?
— 山中貞雄 『森の石松』 青空文庫
S=附近の通り 三次走って来て三四郎を見失ってウロウロして居ると、一方、道から五六人ばたばたと逃げて来た。
— 山中貞雄 『恋と十手と巾着切』 青空文庫
「さっき、このあたりで、ウロウロしていたじゃありませんか?
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
」 入口で、眼をウロ/\やりながら、慄えている、よごれて蒼い支那人を指さした。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
作例 · 標準
例句