毛槍
けやり
名詞
標準
keyari
文例 · 用例
裏へと口笛吹き吹き行くと、 蔓細千成、茄子の花、おはぐろつけたて中年増、 黄と白、赤の葱坊主、毛槍かつげば供奴、 人蔘の花、八重垣姫の花かんざしの額髪、 花の痛いは種|牛蒡、勧進帳の篠懸けだ。
— 北原白秋 『フレップ・トリップ』 青空文庫
いとも粗雑な矢来を囲って、外からは見えないようにそれへ筵を張り廻してある人寄せの見世物が、六、七ヵ所に紙旗や毛槍を立て、その閑人の群れへ呼びかけて、客を奪い合う様はなかなか真剣な生活戦だった。
— 火の巻 『宮本武蔵』 青空文庫
たとえば「雀の毛槍」などは、私等が抽いて弄んだのは、もっと茎が長々として花の総が大きく、絵にある行列のお供の槍とよく似ていた。
— 野草雑記 『野草雑記・野鳥雑記』 青空文庫
それだけやりがいもある。
— 黒島傳治 『農民文学の問題』 青空文庫
花田 そうつけつけやり込めるもんじゃないよ、女ってものは。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
沢本 そうつけつけやり込めるものじゃないよ、女ってものは。
— 有島武郎 『ドモ又の死』 青空文庫
「とにかく、私出来るだけやりますから、お兄さまにお願いして頂きたいわ。
— 菊池寛 『貞操問答』 青空文庫
前述一方杉ある近野村のごとき、去年秋、合祀先の禿山頂の社へ新産婦が嬰児とその姉なる小児を伴い詣るに、往復三里の山路を歩みがたく中途で三人の親子途方に暮れ、ああ誰かわが産土神をかかる遠方へ拉り去れるぞと嘆くを見かねて、一里半ばかりその女児を負い送り届けやりし人ありと聞く。
— 南方熊楠 『神社合祀に関する意見』 青空文庫
作例 · 標準
大名行列では、威厳を示すために「毛槍」を持った警護の者が先導した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
時代祭では、江戸時代の武士の姿を再現するため、「毛槍」の演武が披露された。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite
「おお、あの豪華な装飾の毛槍、見事だね!まさに武家の威厳を感じるよ」と、観光客は目を輝かせた。
幻辭AI · gemini-2.5-flash-lite