ビードロ
ビードロ
名詞
標準
biidoro
文例 · 用例
空気は頬一杯に吹かれてビードロのように、薄青い光を含んで流動している。
— 小島烏水 『不尽の高根』 青空文庫
しかし昔はそんなことをよく知らないもんですから、ビードロの容れものに金魚を飼うなんて贅沢な人も少なかったようです。
— 冬の金魚 『半七捕物帳』 青空文庫
覆のまはりにはきらきらとしたビードロの氷柱がさがり、白地の陶製の油壺には十八世紀の古井戸の傍らで夢を語り合つてゐる Paul と Virginie の姿が色彩られてゐる派手なランプであつた。
— 牧野信一 『沼辺より』 青空文庫
余は起き直らんとして、畳の上にありし香嚢の房の先のビードロを肘に敷きて、一つ割る。
— 正岡子規 『明治卅三年十月十五日記事』 青空文庫
:入力者注 主に外字の説明や、傍点の位置の指定 (数字は、JIS X 0213の面区点番号)(例)クフミンストル※------------------------------------------------------- モスクワじゅうが濡れたビードロ玉だ。
— 宮本百合子 『三月八日は女の日だ』 青空文庫
外でモスクワは濡れた春のビードロ玉だ。
— 宮本百合子 『三月八日は女の日だ』 青空文庫
この凧に附随したものは、即ち「雁木」と「うなり」だが、長崎では「ビードロコマ」といって雁木の代りにビードロの粉を松やにで糸へつけて、それで相手の凧の糸を摺り切るのである。
— 淡島寒月 『凧の話』 青空文庫
支那のものでは、よく紫檀の縁がついています、上品でいいものです、古いビードロ絵にはそれは堪まらなくいい味な、古めかしい縁がついています。
— 小出楢重 『楢重雑筆』 青空文庫
作例 · 標準
息を吹き込むと「ペコッ」と不思議な音が鳴るビードロは、長崎の伝統的な玩具だ。
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「わあ、このビードロ、ガラスが薄くて壊れちゃいそうで怖いね。」
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江戸時代の浮世絵には、ビードロを吹く若い女性の姿が鮮やかに描かれている。
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標準
glass
作例 · 標準
南蛮貿易によって、ポルトガルから美しいビードロの器が日本に持ち込まれた。
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「昔の人はガラスのことをビードロって呼んでたんだね。なんだか響きが綺麗。」
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資料館には、繊細なカットが施された古美術品のビードロが展示されている。
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ウィキペディア曖昧さ回避
ビードロは、ガラスを意味するポルトガル語(ポルトガル語: vidro)。長崎で有名。 ガラス - 物質の状態及び種類 ぽぴん - ガラス製の玩具(びいどろ、ぽっぺん、ぽぴん) vidro - 3次元コンピュータグラフィックスソフトウェア タカラのびいどろ - 鈴丸みんたの漫画、及びそれを原作としたテレビドラマ Vidro (曲) - andropの配信シングル、上記ドラマのED主題歌 陶芸用語で、自然釉の一種。主に薪窯で焼成する際に、薪の灰が器に付着し、溶けてガラス質になったものを指す。 試験管。「インビドロ」という場合、「試験管内で」「試験管内の実験において」といった意味になる。対義語は「インビボ」で「人体内で」の意味となる。
出典: ビードロ — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0