通有性
つうゆうせい
名詞
標準
common property or characteristic
文例 · 用例
西暦一九二八年十月大森|馬込町にて 著者新版の序 インテリの通有性は、自分の心情が為してる仕事に対して、自分の頭脳が懐疑を持つことだと言われている。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
ところで、詩人としての私の生活が、過去にそのインテリの通有性を、型通りに経過して来た。
— 萩原朔太郎 『詩の原理』 青空文庫
人間性というのは、これが洪積世以後人間にまで進化してから各種の体験に依って作り上げた特性で、こんなのが通有性と固有性とを問わずゴチャゴチャと遺伝されている事は申すまでもありませぬ。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
動物性と人間性……固有性と通有性……ただ個性というものの中にも、これだけの複雑広大な因子が含まれております。
— 夢野久作 『鼻の表現』 青空文庫
陰険の気は、けだし婦人の通有性にして、なおかつ一種の元素なり。
— 泉鏡花 『黒壁』 青空文庫
それは、私が現今の警察力に信頼するからではなくて、人間の通有性――誰かに自分の犯行を打ち明けたいという本能――を私は信ずるからである。
— 平林初之輔 『誰が何故彼を殺したか』 青空文庫
人の通有性などゝいふものは平凡で、そして適確だ。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
人の通有性などというものは平凡で、そして的確だ。
— 牧野信一 『鬼涙村』 青空文庫
作例 · 標準
哺乳類に通有性として、体毛を持つことが挙げられる。
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異なる言語にも、いくつかの通有性が見られる。
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この病気にはいくつかの通有性がある。
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