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愛しき

いとしき
連体詞
1
標準
dear
文例 · 用例
筑波|嶺に、雪かも降らる、否諾かも、愛しき児等が、布乾さるかも 山の祖神は、平地に禿立している紫色の山を望み、それは筑波という山であって、それには人身の形をした山神が住んでいることを聞き知った。
岡本かの子 富士 青空文庫
だが、お互に愛しきったか何様だか、イヤお互に底の底までは愛しきれなかったに違無い。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
政宗は秀吉の男ぶりに感じて之を愛したには相違ないが、帰ってから人に語って、其の底の底までは愛しきらぬところを洩したことは、尭雄僧都話に見えて居るとされている。
幸田露伴 蒲生氏郷 青空文庫
あはれ、さは赤裸なる、盲ひなる、ひとり笑みつつ、声たてて小さく愛しき生の臍をまさぐりぬ。
北原白秋 邪宗門 青空文庫
子が死にて愛しき時計、形見よと、父は後愛で、命よと、いとほしと、日も夜も持ちき。
北原白秋 夢殿 青空文庫
柳河女学校にて額髪の笑ふ女童このごとくあどなきものを恋ふとありにし我老いぬただに愛しき額髪の面あげてあるその子ら見れば夏ごろも匂ふ少女は朝ひらくからたちの花と清しかるべし中学伝習館にて我、中学伝習館を学業卒へずして去りぬ。
北原白秋 夢殿 青空文庫
われは畫工を愛しき
IMPROVISATOREN 即興詩人 青空文庫
彼は無論弟を愛しきつてゐたからだ。
北原白秋 神童の死 青空文庫
作例 · 標準
遠い故郷に住む愛しき家族へ、無事を祈る手紙を綴った。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
若き日の思い出は、今も胸に宿る愛しき宝物だ。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
写真の中で微笑む、今は亡き愛しき友の顔が忘れられない。
幻辭AI · gemini-2.5-pro
愛しき(いとしき) — 幻辞.com