木蓋
きぶた
名詞
標準
文例 · 用例
木蓋の上へは燕麦の這入った袋を持ってきて積み重ね、穴倉があることを分らなくした。
— 黒島伝治 『パルチザン・ウォルコフ』 青空文庫
坐っている膝からすぐ右側に方三尺ばかりの木蓋をした切炉がある。
— 山本周五郎 『晩秋』 青空文庫
厚みのある、重そうな、よく拭きこんだその木蓋を見ながら、都留はふと此の室が自分の起き臥しする処になるのではないかと思った。
— 山本周五郎 『晩秋』 青空文庫
木蓋のうえで葱をきって一つ一つ石を投げるように投げ込む。
— 中勘助 『島守』 青空文庫