エピグラム
エピグラム
名詞
標準
epigram
文例 · 用例
――僕はあなたの小説を読んだことはないが、リリシズムと、ウイットと、ユウモアと、エピグラムと、ポオズと、そんなものを除き去ったら、跡になんにも残らぬような駄洒落小説をお書きになっているような気がするのです。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
ギリシアのエピグラムの二行詩は形の上では何と云っても一番よく和歌に似ている。
— 寺田寅彦 『短歌の詩形』 青空文庫
それを予防する人柱の代わりに、今のうちに京橋と新橋との橋のたもとに一つずつ碑石を建てて、その表面に掘り埋めた銅版に「ちょっと待て、大地震の用意はいいか」という意味のエピグラムを刻しておくといいかと思うが、その前を通る人が皆円タクに乗っているのではこれもやはりなんの役にも立ちそうもない。
— 寺田寅彦 『銀座アルプス』 青空文庫
――僕はあなたの小説を讀んだことはないが、リリシズムと、ウヰツトと、ユウモアと、エピグラムと、ポオズと、そんなものを除き去つたら、跡になんにも殘らぬやうな駄洒落小説をお書きになつてゐるやうな氣がするのです。
— 太宰治 『ダス・ゲマイネ』 青空文庫
此れを除去したものは最早俳句ではなくて、それは川柳であるか一種のエピグラムに過ぎない。
— 寺田寅彦 『天文と俳句』 青空文庫
マドリガルやエピグラムのきらめきに、昼の間を遊び暮して、草臥れた跡で、それとは様子の変つた、彼の青年との交際を楽む事にしてゐる。
— XANTHIS 『クサンチス』 青空文庫
十七音の発句などは勿論彼には「エピグラム的」の名のもとに排斥されることであらう。
— 芥川龍之介 『文芸的な、余りに文芸的な』 青空文庫
これは君にあてつけたエピグラムではありません。
— 坂口安吾 『清太は百年語るべし』 青空文庫
作例 · 標準
オスカー・ワイルドは、その鋭い観察眼とウィットに富んだエピグラムで知られる作家だ。
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彼のスピーチは、ユーモアあふれるエピグラムを挟むことで、聴衆の心をつかんだ。
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「その一言、まるでエピグラムみたいだね!一瞬で状況を言い表しているよ。」と笑いながら彼女は評価した。
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ウィキペディア
エピグラム(epigram)は、結末にひねりを利かせるか、簡潔でウィットのある主張を伴う短い詩。語源はギリシャ語の ἐπίγραμμα(epigramma、碑銘・碑文の意)で、文学的修辞技法として長い歴史を持つ。警句、寸鉄詩。
出典: エピグラム — ウィキペディア / CC BY-SA 4.0