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炭屋

すみや
名詞
1
標準
charcoal dealer
文例 · 用例
何代か前の先祖は炭屋をしていたとかいうので、世間では今でも炭団伊勢屋といっているんですが、地所|家作は持っていて、身上はなかなかいいという評判です。
女行者 半七捕物帳 青空文庫
「否、私は炭籠の炭ほか使ないよ」「そうら解った、私は去日からどうも炭の無くなりかたが変だ、如何炭屋が巧計をして底ばかし厚くするからってこうも急に無くなる筈がないと思っていたので御座いますよ。
国木田独歩 竹の木戸 青空文庫
といぶかり、両隣りの左官屋、炭屋も、耳をすまし、悪事千里、たちまち人々の囁きは四方にひろがり、人の運不運は知れぬもの、除夜の鐘を聞きながら身代あらわれ、せっかくの三年の苦心も水の泡、さすがの智者も矢弾つづかず、わずか銀一粒で大長者の万屋ぐゎらりと破産。
太宰治 新釈諸国噺 青空文庫
今日も御留守に米屋の親父が来て蓄つた米代の催促をするやら、それに炭屋や質屋の……」 云はせも果てず父親は、「馬鹿!
幸田露伴 名工出世譚 青空文庫
米屋がどうの、炭屋がどうの――仮令餓ゑ死しようと、今更虹蓋つくるやうな卑劣な了簡を持つてたまるものか!
幸田露伴 名工出世譚 青空文庫
さて、お妻が、流れも流れ、お落ちも落ちた、奥州青森の裏借屋に、五もくの師匠をしていて、二十も年下の、炭屋だか、炭焼だかの息子と出来て、東京へ舞戻り、本所の隅っ子に長屋で居食いをするうちに、この年齢で、馬鹿々々しい、二人とも、とやについて、どっと寝た。
泉鏡花 開扉一妖帖 青空文庫
炭屋、薪屋、石炭揚場の間から蹴出しを飜して顕われたんでは、黒雲の中にひらめく風情さ。
泉鏡花 薄紅梅 青空文庫
丁度その頃、赤井は南炭屋町の焼跡にしょんぼり佇んでいた。
織田作之助 昨日・今日・明日 青空文庫
作例 · 標準
昔はこの通りにも炭屋があって、リヤカーで燃料を運ぶ威勢の良い声が響いていたものだ。
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茶道の稽古で使う特別な炭を注文するため、町外れにある老舗の炭屋を訪ねた。
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炭屋の主人は、炭の質を見ただけで、どの山で焼かれたものか即座に言い当てた。
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