ほんなら
ほんなら異読 ほんだら・ほなら・ほいだら
接続詞
標準
then
文例 · 用例
」「灸すえへんか」「すえへん、すえへん」「ほんなら好きや」「そか、好きか」 可愛さに気の遠くなる想いで、頭髪の熱っぽい匂いをかぎながらじっと君枝を抱いていると、〆団治が、「他あやん、えらいこっちゃ。
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
」 と、聴き咎めて、「――ほんなら、何商売して食べとんねん、あいつは……?
— 織田作之助 『わが町』 青空文庫
「大きに、ほんなら戴きまほ。
— 大正六(一九一七)年 『茶話』 青空文庫
……ほんならあてもいく。
— 宮本百合子 『高台寺』 青空文庫
よく聞くと、「――ほんなら、これから、ちよつと外へやらして貰ひます、お狐さま、……暫く、御辛抱下さりませ」 薄暗い中に、狐の光る眼が見えた。
— 武田麟太郎 『大凶の籤』 青空文庫
すぼめるやうにしてゐた肩も張り、「ほんなら、一本いただきまつさ」と、遠慮を打捨て、手を出して煙草の箱を取つたが、その指も骨ばつて来たやうにさへ思へたのである。
— 武田麟太郎 『釜ヶ崎』 青空文庫
それでも、主人は身動きもせず、白い眼で見るだけで、――その眼が 「このルンペンめ、そんなこと云ふと、もう、うちの粥食はさんぞ」と云つてゐるやうに見えたので、外套は、がくりと首を垂れ、「いや、ほんなら、芋粥お代り」とおとなしく云つて、うまさうに、かぶりつくのであつた。
— 武田麟太郎 『釜ヶ崎』 青空文庫
「福造の手紙を読で聞かすのも、何やら工合がわるいが、……ほんなら中に書いてあることをざつと言うて見よう。
— 上司小剣 『鱧の皮』 青空文庫
作例 · 標準
「雨が降ってきたね。」「ほんなら、傘をさそうか。」
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「もう時間がないよ。」「ほんなら急ごう!」
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「これで今日の仕事は終わりです。」「ほんなら、お疲れ様でした!」
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