大祭り
おおまつり
名詞
標準
grand festival
文例 · 用例
江戸以来の三大祭りといえば、麹町の山王、神田の明神、深川の八幡として、ほとんど日本国じゅうに知られていたのであるが、その祭礼はむかしの姿をとどめないほどに衰えてしまった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
山王の祭礼は三大祭りの王たるもので、氏子の範囲も麹町、四谷、京橋、日本橋にわたって、山の手と下町の中心地区を併合しているので、江戸の祭礼のうちでも最も華麗をきわめたのである。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
丹那トンネルが開通したのはこの冒頭に誌した如く、去年の今頃であるが、従令阿父が健在であつたにしても、沿線のどこの一個所にも所有を保つた土地も無くなつたから、晩秋の大祭りの酒もうまくは飲めなかつたであらう。
— 牧野信一 『熱海線私語』 青空文庫
そのいわれは、昔川中島合戦の時に、上杉謙信が諏訪明神に祈って、武運思いの通りであった故に、その後永く諏訪の大祭りの七月二十七日の朝だけは、神のお喜びなされる萱の穂を、箸に用いることにしたのだといっておるのであります。
— 柳田國男 『日本の伝説』 青空文庫
作例 · 標準
例句