首縊り
くびくくり
名詞
標準
hanging oneself
文例 · 用例
私が山王山を知つてから、いづれも生活の敗残者であらう、この森の中で、首縊りが二人ばかりあつた、人目を避けるに、都合がいゝとは言ひながら、不思議なことに、死ぬ人は原始的に安息な自然を選ぶ、川や海に身を投げる人と森の中で縊る人と。
— 小島烏水 『亡びゆく森』 青空文庫
その堤の松には首縊りの松などという忌な名の付いていたのもあった。
— 岡本綺堂 『綺堂むかし語り』 青空文庫
その堤の松には首縊りの松などという忌な名の附いていたのもあった。
— 岡本綺堂 『三崎町の原』 青空文庫
しかしそれ等の話の中でも最も僕を動かしたものは「御維新」前には行き倒れとか首縊りとかの死骸を早桶に入れ、その又早桶を葭簀に包んだ上、白張りの提灯を一本立てて原の中に据ゑて置くと云ふ話だつた。
— 芥川龍之介 『本所両国』 青空文庫
赤坂離宮横、喰違い見附の向うの土手には、首縊りの松という松があった。
— 宮島資夫 『四谷、赤坂』 青空文庫
いくら背丈がちがうからといって、首縊りみたいな真似をしなくてもよさそうなものだ。
— 豊島与志雄 『小さき花にも』 青空文庫
首縊りのキス、あれだけでもうたくさん。
— 豊島与志雄 『小さき花にも』 青空文庫
二人の間には肉体の関係まであることを、私はぼんやり知っているが、それも首縊りの必死のキス同然、グロテスクなものに違いない。
— 豊島与志雄 『小さき花にも』 青空文庫
作例 · 標準
彼は多額の借金を苦に、首縊りをしてしまった。
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現場検証の結果、被害者は首縊りで死亡したと判明した。
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小説では、主人公が絶望のあまり首縊りを試みる場面がある。
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