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乳鋲

ちびょう
名詞
1
標準
metal ornament in shape of a woman's breast
文例 · 用例
その胸に、大きな乳鋲のように正確な半球が二つ、見事に盛り上っていた。
菊池寛 貞操問答 青空文庫
其処を過ぎると、もう新しい国道の走つて居る田圃で、流れの早い小溝や、それに臨んで倉垣を廻らし、乳鋲の付いた扉を持つた頑丈な門構への家や、それを護るやうな形に密集した小さな農家の群れ等があつて、道は少し行くと千曲川の辺りに出る。
岩本素白 野の墓 青空文庫
その寺というのは、元は近くの大きな寺の塔頭の一つであったのだろうが、それは或る大名の菩提所で、今は其の家の控邸になって居て、乳鋲のついた扉のある大きな開き門をはいると、境内はかなり広く、梅林や茶畑や草原などもあって、二三軒の貸家もあった。
――南駅余情―― こがらし 青空文庫
作例 · 標準
昔の装飾品の中には、珍しい乳鋲があしらわれたものもあった。
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美術館で見た古い甲冑に、乳鋲のような飾りがあった。
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乳鋲という言葉を初めて聞いたが、独特な意味合いを持つようだ。
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