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肉体派

にくたいは
名詞
1
標準
文例 · 用例
肉体派、中間小説派の作者たちとその作品のそまつな戦後的商品性を、へど的にむき出してその安価さを排撃した。
――創作方法のこと・そのほか―― 現代文学の広場 青空文庫
三好十郎は、いわゆる肉体派作家、中間小説を主張する作家の多くの人々の人生態度と作品の安易な商品性を明らかに軽蔑する。
――創作方法のこと・そのほか―― 現代文学の広場 青空文庫
その共感にひかされて、三好十郎の毒舌も、しまいはブツブツ、現在の肉体派や中間小説が、現代文学の新しい局面を展くためには、無益であるばかりか有害でさえあるという事実を批判しきれなかった。
――創作方法のこと・そのほか―― 現代文学の広場 青空文庫
その歴史的な亀裂の間から、肉体派小説論、中間派小説論が日本小説のフィクション性を主張して湧き出たが、その文学の空虚な実体があきられて、記録文学の流行を導き出し、その目新しさも忽ち古びて現在では実名小説がはやりはじめた。
――創作方法のこと・そのほか―― 現代文学の広場 青空文庫
敗戦後の日本に、肉体派とよばれる一連の文学があらわれた。
――ふたたび純潔について―― 傷だらけの足 青空文庫
永井荷風によって出発したジャーナリズムは、インフレーションの高波をくぐって生存を争うけわしさから、織田作之助、舟橋聖一、田村泰次郎、井上友一郎、その他のいわゆる肉体派の文学を繁栄させはじめた。
宮本百合子 婦人作家 青空文庫
池田みち子が婦人の肉体派の作家として登場した。
宮本百合子 婦人作家 青空文庫
作品としては肉体派の文学を書いている作家たちも、平和と全面講和の要求にはその名をつらねている。
宮本百合子 婦人作家 青空文庫