賊する
ぞくする
動詞
標準
文例 · 用例
」「いいえ、盗賊することも、する人もいけませんけれど、だって、あの方なんですもの。
— 泉鏡花 『わか紫』 青空文庫
善く世に処せざるは、身を賊する者なり。
— 新渡戸稲造 『自警録』 青空文庫
殊に近年公羊學を唱ふる輩が、孔子に種々の奇蹟を附會し、之を豫言者扱せんとするは、實に孔子を誣ひ、孔子を賊するものと申さねばならぬ。
— 桑原隲藏 『支那史上の偉人(孔子と孔明)』 青空文庫
(25) 季題趣味を軽視するということはこの点からいっても俳句を賊するものであることを忘れることはできません。
— 高浜虚子 『俳句とはどんなものか』 青空文庫
これではその子を教育するのではなくて賊するのですから、私はある時大臣に教育法というものはこういうものである、擲ぐるのはよくないということを充分説明しました。
— 河口慧海 『チベット旅行記』 青空文庫
君恩を賊するというものだ。
— 大隈重信 『選挙人に与う』 青空文庫