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溝水

どぶみず
名詞
1
標準
ditch water
文例 · 用例
吸へば滓でも殘りさうな、胸のむかつく、腐つた溝水のやうな空氣だつた。
小林多喜二 一九二八年三月十五日 青空文庫
見落しちゃっちゃ可愛そうでがすからなあ」そして、橋という橋にさしかかると親爺の歩調はきゅうにのろくなり、そこえらの溝水に纜っている船を注意ぶかく覗きこむのであった。
本庄陸男 白い壁 青空文庫
あんまり御無沙汰するてえと、何時こちとらも溝水を呑まされねえもんでもねえから」「あら、旦那――」おろくはちょっと奥へ眼を遣った。
牧逸馬 助五郎余罪 青空文庫
溝水も泡立つ七月の天、およそものその平を得ざれば、なるほど音高き日和下駄響かせて、我からそこを追出しは、とつて十九の血性漢なりし。
清水紫琴 誰が罪 青空文庫
亀戸や竪川での場合は、溝水だから使えないが、ここのは潮水できれいだから、米も食器もお新香も、潮水で洗えと言う。
山之口貘 ダルマ船日記 青空文庫
三河島の河ぶちの暗い溝水に沿い、俥が走った。
室生犀星 童子 青空文庫
そして、庭と大屋根、水と欄とを、およそ幾棟か知れぬほど巧みに組みあわせた後宮建築の廊を、いかにも王妃の艶とは、この女性にきらめいている物かとばかり、御溝水のせせらぎと共に歩んで行くのだった。
婆娑羅帖 私本太平記 青空文庫
作例 · 標準
子供の頃、どぶ水で泥遊びをしてよく親に怒られた。
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このどぶ水は工場からの排水で汚染されているらしい。
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大雨の後は、道路にどぶ水が溢れて歩きにくい。
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