羹に懲りて膾を吹く
あつものにこりてなますをふく
表現動詞-五段-カ行
標準
a burnt child dreads the fire
文例 · 用例
然るに偶さか百冊に一冊か千冊に一冊かある悪書に恐れて、教課書以外の書物を読んではならぬなどゝいふは所謂羹に懲りて膾を吹くの類である。
— 内田魯庵 『家庭の読書室』 青空文庫
井侯以後、羹に懲りて膾を吹く国粋主義は代る代るに武士道や報徳講や祖先崇拝や神社崇敬を復興鼓吹した。
— ――新文学の曙光―― 『四十年前』 青空文庫
羹に懲りて膾を吹くは、株を守って兎を待つと、等しく一様の大律に支配せらる。
— 夏目漱石 『虞美人草』 青空文庫
作例 · 標準
一度の株価暴落で大きな損失を出した彼は、今や元本保証の国債を買うことすら躊躇っており、まさに羹に懲りて膾を吹く状態だ。
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「前の恋人に浮気されたからといって、そんなに疑り深くならなくても。羹に懲りて膾を吹くようでは、新しい幸せは掴めないよ」
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軽微な入力ミスを重く見て、全ての工程に三人以上のダブルチェックを義務付けるのは、羹に懲りて膾を吹くような過剰反応ではないか。
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過去の不祥事を恐れるあまり、行政が新技術の導入を全面的に規制するのは、羹に懲りて膾を吹く結果となり、産業の衰退を招きかねない。
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