色価
しきか
名詞
標準
color value
文例 · 用例
この油絵は、私も後に見たが、素朴な中に渋い調和があり、色価の美しい作であった。
— 高村光太郎 『智恵子の半生』 青空文庫
この油絵は、私も後に見たが、素朴な中に渋い調和があり、色価の美しい作であつた。
— 高村光太郎 『智恵子抄』 青空文庫
釜石よりの帰り宮沢賢治かぎりなく鳥はすだけどこゝろこそいとそゞろなれ竹行李小きをになひ雲しろき飯場を出でぬみちのべにしやが花さけばかうもりの柄こそわびしきかすかなる霧雨ふりて丘はたゞいちめんの青谷あひの細き棚田に積まれつゝ廐肥もぬれたり
— 宮沢賢治 『釜石よりの帰り』 青空文庫
ああ我れ故郷に低徊して此所に思へることは寂しきかな。
— 萩原朔太郎 『氷島』 青空文庫
たけも高からず、打見たるところも栄無けれど、賤しきかたにはあらず。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
さすがに、ゆかしきかたも無きにはあらず。
— 幸田露伴 『花のいろ/\』 青空文庫
それより一同種々申して渠を御前にわびたりければ、幼君ふたゝび御出座ありて、籠中の人に向はせられ、「其方さほどまでに苦しきか」とあれば、「いかにも堪難く候、飼鳥をお勸め申せしは私一世の過失、御宥免ありたし」と只管にわび奉りぬ。
— 泉鏡太郎 『十萬石』 青空文庫
「かたはらに秋草の花語るらく ほろびしものはなつかしきかな」 という牧水流の感情に耽ることも、許されていない。
— 織田作之助 『大阪の憂鬱』 青空文庫
作例 · 標準
絵画の鑑定には、色価を見極める専門的な知識が必要だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
この染料は、非常に高い色価を持っており、鮮やかな発色が特徴だ。
幻辭AI · gemini-2.5-flash
彼女は色価の異なる絵の具を混ぜて、微妙な色合いを作り出した。
幻辭AI · gemini-2.5-flash