碧眼
へきがん
名詞
標準
blue eyes
文例 · 用例
隊長シュミット氏は一行中で最も偉大なる体躯の持ち主であって、こういう黒髪|黒髯の人には珍しい碧眼に深海の色をたたえていた。
— 寺田寅彦 『北氷洋の氷の割れる音』 青空文庫
黒眼を描かうか碧眼を現はさうか縮毛か延髪か描き分けよう術もありませんでせうから。
— 岡本かの子 『秋の夜がたり』 青空文庫
」と言い、「碧眼托鉢。
— ――馬をさへ眺むる雪の朝かな―― 『碧眼托鉢』 青空文庫
大正八年九月相州小田原木兎の家にて白秋とんぼの眼玉蜻蛉の眼玉蜻蛉の眼玉は大かいな、銀ピカ眼玉の碧眼玉、円るい円るい眼玉、地球儀の眼玉、忙しな眼玉、眼玉の中に、小人が住んで、千も万も住んで、てんでんに虫眼鏡で、あつちこつち覗く。
— 北原白秋 『とんぼの眼玉』 青空文庫
異国に渡りて碧眼奴どもを切り従へむこそ相応しけれと思ひ定めつ。
— 夢野久作 『白くれない』 青空文庫
その時いつの間に来たのか葉生が来て、下手の入口を入った所に立っていたが、いたずらそうな碧眼をぐるぐるやると共に口をだした。
— ――序に代へて―― 『涼亭』 青空文庫
ひとりは背の高い金髪の男で、獅子のごとき頭髪と顎鬚を持ち、その見据えた碧眼からこちらに関心を抱いていることがわかる。
— SILVER BLAZE 『シルヴァブレイズ』 青空文庫
極東の島国の我が同胞は、すっかり体調を崩した紅毛碧眼の大男の苛立ち紛れに、箸の上げ下ろしから用の足し方まで一々難癖を付けられて、切歯扼腕の真最中である。
— 富田倫生 『青空のリスタート』 青空文庫
作例 · 標準
彼は碧眼の奥に鋭い知性を宿しており、初対面の相手を射抜くような視線を向ける。
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碧眼の少女が、異国の市場で不思議そうに日本の工芸品を眺めていた。
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写真集に写る碧眼のモデルは、北欧の透き通るような空を思わせる瞳をしていた。
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