旦過
たんが
名詞
標準
staying the night (of an itinerant priest in Zen Buddhism)
文例 · 用例
どうもこんな本が端本になっているのは不思議だと思いながら、こちらの方へ歩いて参って、錦町の通を旦過橋の方へ行く途中で、また古本屋の店を見ると、同じ大智度論が一山ここにも積み畳ねてある。
— 森鴎外 『独身』 青空文庫
車室の中は、青い天蚕絨を張った腰掛けが、まるでがら明きで、向ふの鼠いろのワニスを塗った壁には、真鍮の大きなぼたんが二つ光ってゐるのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
」「うっかり途中でやめさしたら、どっちつかずの生れ半着で、これまで折角銭を入れたんが何んにもなるまい。
— 黒島傳治 『老夫婦』 青空文庫
栗本は、一本の藁にでもすがりたい気持をかくして、殊更、気軽く、「こっちの中尉がメリケン兵を斬りつけたんが悪かったんかい?
— 黒島傳治 『氷河』 青空文庫
あいつの親爺はヘロ中だし、あいつはあいつで生意気だし、役に立たんが、ただ、あれのおふくろが気の毒でね……」七 黄風が電線に吠えた。
— 黒島傳治 『武装せる市街』 青空文庫
車室の中は、青い天蚕絨を張った腰掛けが、まるでがら明きで、向うの鼠いろのワニスを塗った壁には、真鍮の大きなぼたんが二つ光っているのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
」「何か、こんたんがあるんだわ。
— 太宰治 『グッド・バイ』 青空文庫
車室の中は、青い天鵞絨を張った腰掛けが、まるでがらあきで、向こうの鼠いろのワニスを塗った壁には、真鍮の大きなぼたんが二つ光っているのでした。
— 宮沢賢治 『銀河鉄道の夜』 青空文庫
作例 · 標準
行脚の僧が寺に旦過を願い出たが、あいにく満室だと断られた。
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山門の脇にある旦過寮は、修行僧たちが一夜を過ごすための簡素な造りだ。
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旅の途中で日が暮れたので、近くの禅寺で旦過を許してもらうことにした。
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標準
providing a room for an itinerant priest so that he may meditate for a long period of time
作例 · 標準
雲水たちが長期にわたって坐禅に専念できるよう、特別な旦過の場が設けられた。
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旦過の期間中は外部との接触を断ち、ただひたすらに自己と向き合う。
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住職は、志ある若者に修行のための旦過を提供し、厳しく指導している。
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